2024-01

生命科学

【生命科学】形質導入【用語解説】

形質導入とは、ウイルスが宿主細胞へ感染する際に自身のDNAを宿主細胞のDNAに組み込む性質を利用して、目的のDNA断片を宿主細胞へ導入して形質を変える技術のことです。形質導入は、遺伝子工学や生物工学において重要な手法であり、植物や動物、微...
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【生命科学】エンドヌクレアーゼ【用語解説】

エンドヌクレアーゼ(endonuclease)は、DNAやRNAの鎖の内部を切断する酵素の一つです。制限酵素は代表的なエンドヌクレアーゼで、分子生物学の実験においてよく利用されています。 原理 エンドヌクレアーゼは、DNA二重...
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【生命科学】In-Fusionクローニング【用語解説】

In-Fusionクローニングは、PCR断片と線状化ベクターの両末端15塩基の相同配列を利用して効率よくクローニングする技術です。制限酵素やライゲーションキットによる切り貼りが一切必要なく、In-Fusion反応自体もわずか15分で完了す...
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【生命科学】TAクローニング【用語解説】

TAクローニングとは、5'末端にアデニンが突出したDNA断片と、3'末端にチミンが突出した切断済みのベクターを利用することで、制限酵素処理等をせずに、DNA断片とベクターを繋ぎ合わせて、そのまま形質転換等に用いる遺伝子クローニング技術です...
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【生命科学】Gibson assembly【用語解説】

「Gibson assembly」(ギブソンアセンブリ)は、DNA断片のクローニング方法の1つです。末端が相同なベクターとDNA断片を混合し、3種の酵素が入っているマスターミックスを使用して、相同な部分をベースに一気にDNA断片をベクター...
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【生命科学】形質転換【用語解説】

形質転換(Transformation)とは、細胞外から遺伝情報(DNA)を受け取り、その情報を自身の遺伝物質(ゲノム等)に組み込む、あるいは、プラスミド等の形態で保有することによって、細胞の形質が転換(変化)する現象を指します。分子生物...
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【生命科学】DNAリガーゼ【用語解説】

DNAリガーゼは、二本鎖DNAの切断面(ニック)を結合させることを特徴とする酵素の一つです。この酵素は遺伝子クローニングやライブラリ調製等に活用されています。また、細胞内においてはDNA修復や組換え等に関与しています。 反応 ...
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【生命科学】ウイルスベクター【用語解説】

ウイルスベクターはウイルスが宿主細胞にその遺伝情報を伝達する能力を利用した生物学的ツールです。特定の遺伝子を宿主細胞に導入するための輸送手段として働きます。 遺伝子導入の手順 ウイルスベクターを用いた遺伝子の導入には、まずター...
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【生命科学】ヒト人工染色体【用語解説】

ヒト人工染色体(Human Artificial Chromosome, HAC)とは、ヒトを宿主とした人工的染色体です。 構築方法 HAC の構築方法には大別して、ボトムアップアプローチとトップダウンアプローチの二つがありま...
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【生命科学】細菌人工染色体【用語解説】

細菌人工染色体(Bacterial Artificial Chromosome、BAC)は、細菌(特に大腸菌)を宿主とした、比較的大きな大きさ(100~300 kb)のヒトなどのゲノムDNA断片をクローニングするためのベクターの一つです。...
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