Node.js®はクロスプラットフォームに対応したフリーでオープンソースのJavaScript実行環境です。開発者にサーバー、ウェブアプリ、コマンドラインツール、スクリプトなどを開発する環境を提供します。
本記事では、MacOSにnode.js
をインストールする手順とnode.js
を起動してjavascriptのソースコードのファイル(.js
ファイル)を実行する方法を説明します。
なお、本記事でテストしたMacOSのチップは Apple M4 Pro、OS は Sequoia 15.1、Shellはzshです。
ただし、チップやOSのバージョンが異なっていても、本記事の手順で基本的にインストールと実行手順は変わりません。
1. インストール手順の概要
公式サイトに掲載されているコマンドをbash/zshのコンソールから実行するだけです。
2. コンソールを開く
MacOS のアプリケーションから「ターミナル」のアプリを開きます。開いたウィンドウがコンソールです。
3. ダウンロード
以下のコマンドを実行します。
# nvmをダウンロードしてインストールする: curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.1/install.sh | bash
バージョンの部分は適宜変更して下さい。
zshでも上記のコマンドでOKです。
4. 設定再読み込み
公式サイトの手順通りに進めると、次はnvm
を用いたnode.js
のインストールですが、bash/zshの設定ファイルを再読みこみしないと、nvm
のコマンドがnot foundになることがあります。
以下のようにして、設定を再読み込みしておきます。
bashの場合は以下となります。
cd source .bash_profile source .bashrc
zshの場合は以下となります。
cd source .zprofile source .zshrc
5. インストール
以下のコマンドでnode.js
をインストールします。
nvm install 22
22の部分は適宜変更してください。
インストールが成功すれば以下のようにしてバージョンが出力されます。
$ node -v # "v22.13.0"が表示される。 nvm current # "v22.13.0"が表示される。 v22.13.0 v22.13.0 $ npm -v # "10.9.2"が表示される。 10.9.2
6. 起動と実行
実行したいjavascriptのファイルがある場所へ移動し、以下のように実施します。
$ node test.js
7. まとめ
本記事では、node.js
のインストールとnode.js
を用いてjavascriptのコードを実行する手順を説明しました。
以上になります。
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